追突されむち打ちに!!         追突されたら弁護士!!

  1.  追突(>_<)
  2. 事故直後
  3. 首が変、腰が変、足が変
  4. 病院へ
  5. 警察へ
  6. 保険会社へ
  7. その後…
  8. 保険会社の対応がひどくストレス過多に
  9. ついに弁護士
  10. 弁護士さんに頼んで良かった!
  11. まとめ

 

車での事故多いですよね。

 

私は車関係にはついてないかもしれません。

過去に歩行中車に轢かれ大怪我→2か月入院

バイク乗車中車に撥ねられ→膝手術

 

そして、車乗車中後ろから追突されました…

車の事故の被害者になった場合は弁護士さんへ相談すべき!!

 

1.追突(>_<)

平成27年私は信号待ちで追突されました。

ほんの少しの衝突だったとみられます。

なぜなら車に傷らしき傷がなかったからです。

 

2.事故直後

そんなこんなで当方、相手方共に大した事故ではないと思い、

また、急いでいたこともあり、名刺交換をしてその場を後にしたのでした…。

この時は身体に何も異常がなかったように思えます。(アドレナリンも出てたのかな)

 

3.首が変、腰が変、足が変

何か変!(これは私の子供の口癖なんですが)

その日の晩何か変!

首が変、腰が変、足が変

何とむち打ちの症状が!!

まさかと思いました。

どんどんと各所痛みが出てきたのです。

 

ま、ほっとけば治るよね。少しの衝撃だったからね。

そう言い聞かせて寝床に入ったのでした。

 

4.病院へ

事故から三日目、首が上がらない。右足が上がらない(神経から来る麻痺)。

そんな症状が出てきました。

 

痛みも軽減されず、ひどくなる一方でさすがに仕事にも支障をきたすほどに。

首が痛くて下が向けず事務処理ができない。

ひとまず、病院に行ってみるか。

近くの整形外科を受診。

 

診断は頸椎捻挫腰椎椎間板ヘルニアとのこと。

反射の検査もしました。

 

ドクター曰く

明らかに右足に力入ってないね。

と、湿布と痛み止めを処方されました。

そして、ドクターに怒られました。

 

なぜ、事故で警察を呼ばなかったのか。

健康保険は効かないぞ。早めに警察に行きなさい!

 

5.警察へ

面倒臭いなと思いながらも、最寄りの警察署へ。

受付で事情を話すと、警察にも怒られました。

事故が起きた時に呼びなさい!と。

(だって、大したことない事故だったし、急いでたしと心の中で呟きました。)

 

調書とるから、まずは相手方に連絡しなさいとのこと。

幸い名刺交換をしていたので連絡を取ることができました。

 

相手方には、「私は追突の衝撃で首や腰の調子が悪くなり、病院に行き…」

と事の顛末を伝えました。

相手方はすんなりと応じ後日警察署へ同行することになったのでした。

 

その時相手方はもしかしたら私が保険金目当てに嘘をついているとも思ったかもしれませんね。

悪い人はそういうこともやるような噂は聞いたことがあったので。

 

調書を取るのに現場検証も合わせ2時間程かかりました。

結構細かいことも聞かれました。

追突された時、車が前に押し出されたかどうかとか…

客観的に見ることできないし、そんなんわからんわ!てな感じ。

 

で、後述でも出てくるのですが、物損事故で処理されました。

私の意向をこんな風に警察は聞いてきたのです。

今回、事故起こした相手をあなたは罰したいですか?罰を与えたいですか?

軽い事故で怪我も軽いのでそこまでの気持ちはないですか?どうしますか?

なんて聞かれたから

私は特に強い恨みがある訳でもないし、罰したいなんてそんな気持ちはないです。

ただ、身体が治るまで治療をしたいんです。

 

では、物損事故で処理しますよ、いいですね。物損事故でも治療は受けられますよ。

って感じで事故処理は終わり。

 

6.保険会社へ

 

どのタイミングだったか定かではないですが、相手方の保険会社から確か連絡が入ったんだと思います。某大手損保。

 

最初のやりとりは、この度はお怪我され大丈夫でしたでしょうか?お怪我の補償は全面的にさせて頂きますのでというような感じだったと思います。

 

100対0で相手方に過失があったので当然ですよね。

 

また、状況からしてそこまでひどい事故ではなかったので保険会社も軽く考えていたのでしょう。当の私も保険会社同様すぐに治るだろうと思っていました。

 

7.その後…

私の身体状況はひどくなっていきました。

湿布と薬では良くなりませんでした。

ドクターにもその旨を伝えました。

 

ドクターはリハビリ(牽引、ホットパック、干渉波)

ともっと強い痛み止め(リリカ)を処方。

 

リハビリをしてもすぐに身体が戻ってしまう為、

リハビリは酷い時には週に5回行ってました。(会社には内緒で仕事中)

 

数か月経ってもよくなりませんでした。

排尿障害も出ました。(おもらし、全く自覚がないおもらし。起きるとベッドが濡れてるのです。最初は酒の飲みすぎとかでたまたまだと思いましたが。二回あったので、ネットで調べた後、恥ずかしながらドクターに話したら、神経から来る排尿障害で間違いないとのこと。数十年ぶりのおもらしでした。)

 

主な辛い症状としては肩首腰のコリのようなものでした。所謂むち打ち症状ですね。

 

ドクターには治らないので整骨院に行ってみたいと申し出たところ

激怒。

法律で認められてないぞとのこと。

 

本当に身体がきつかったのでドクターには内緒でと整骨院に問い合わせしたところ

保険会社が認めればOKとのことでした。

そこで保険会社に相談したところ整骨院に通ってOKとのことで整骨院にも通うことに

 

整骨院と整形外科リハビリに通う毎日が始まりました。

多い時には整骨院週三回、リハビ週五回、薬を大量処方。

 

保険会社には請求がバンバン行きました。

さすがに保険会社は黙ってはいませんでした。

 

まずは保険会社の担当が代わりました。

高圧的な人でした。

保険会社の説明では前の担当者が辞めてしまったとのことでした。

 

今考えると本当に辞めたのか非常に怪しいですね。

保険会社の担当に電話繋ぐ際はいちいちこちらのフルネーム等確認してから

の対応でしたので。

 

ただ、その時は私も純真無垢。前の人辞めちゃったんだ、いい人だったのにと。

そんな感じでいました。

 

8.保険会社の対応がひどくストレス過多に

 

それからが地獄の日々の始まりでした。

保険会社からの打ち切りの電話が週一ペースに。

 

保険会社:薬代がひどすぎる。月6万だぞ!

私:こちらは請求額に関して病院から聞いてません。確かに6万は高いですね、でも、こちらに言われても困ります。

保険会社:治療期間が長すぎる、もう三か月経つぞ!普通はもう打ち切りだぞ!

私:身体が治らないので治療は続けたい。長すぎると言うならドクターに聞いてみて下さい。

 

などのやり取りが結構続いた訳です。

そんなやり取りが1か月くらい続いたある日、最後通告が。

保険会社:今週一杯で打ち切りです。後の治療費は認めませんので健康保険でやって下さい。

私:えっ!?まだ治ってないのですよ?どうするんですか、今後。私家族もいるんですよ、これで後遺症が残ったらどうするんですか?

保険会社:後遺症の認定を取ってみればいいじゃないですか!

 

保険会社は強気です。

なぜなら後遺認定を取るのはかなりハードルが高いからです。

私もこの時期は保険会社に対抗すべく保険に関してかなり調べていました。

 

私:認定取るって難しいんじゃないですか?

保険会社:それはやってみないとわかりませんよ。とにかく、治療費は出せませんから。

私:随分無責任じゃないですか。治ってないんですよ。認定取るって、あとは弁護士にでも頼めばいいんですか?

 とちょっとムキになってきました。

保険会社:そうですね。

保険会社は終始強気でした。

 

おそらく、本当に弁護士に頼むなんては思ってなかったんでしょう。

 

私もついにキレてしまいました。

保険会社とのこのやり取りは夏休みの家族旅行中のことでした。一生忘れません。

 

9.ついに弁護士へ

 

ネットってすごいですよね。

ネットで色々調べ、自動車保険には弁護士費用特約という物がついてる物も

あることを知りました。色々勉強になりますね。

 

これが付いていれば無料で頼むことができる!

早速当方保険会社に連絡。

 

結果は〇

 

使える!

 

その後はとんとん拍子に話が進んでいきました。

 

初めての弁護士依頼。

どうなるのか。

 

とにかく、頼れるのは弁護士さんしかいない。

 

弁護士さんは忙しい中、ちっぽけな交通事故の私の話を親身を聞いてくれました。

嬉しかったですね。

 

不安はあった。どこまでちゃんとやってくれるのだろうか。

 

ただ、弁護士さんは真摯に「しっかりやりますので任せて下さい。保険会社とのやり取りがストレスなんですね。今後一切のやり取りはこちらでやりますので、万が一そちらに保険会社から連絡が行ってしまったら教えて下さい。」

 

そんなことを言ってくれたと思います。

心強かったですね。

身体が痛んでるのに高圧的な人との交渉は本当に精神的にも参ります。ダブルパンチなんですね。保険会社とのやり取りは、こっちが被害者なのに何で…という気持ちになります。

 

10.弁護士さんに頼んで良かった!

 

最終的には100%弁護士さんのお陰で治療が数か月伸びました。

また、弁護基準となり、慰謝料が通常の数倍になりました。

結局、後遺認定は取れませんでしたが、チャレンジはしました。

これも弁護士さんがいたからできたものだと思います。

やれることは全てやりました。

 

事故から4年になりますが、悲しいことに完治しません。

ただ、当初よりよくはなっているとは思います。

この年月が経って治らなければ完治はしないんだと思います。

 

月1~2回、整形に通い、リハビリ、服薬は続けています。

自分の健康保険での治療です。

やれることをやってこの結果なのでまだ良かったかと思います。

 

もし、弁護士さんに頼んでいなければ結局治療費はかなり自己負担しなければ

なれなかったと思います。

 

弁護士さんに依頼して良かったです。

また、弁護士費用特約が付いてて良かったです。

いざという時、特約が役に立つのですね。

 

ただし、今考えると怖いですね。

また、逆に考えると私はラッキーですね。

 

だって、最初に警察呼ばなかったんですよ!?

で、名刺交換して、相手方を後から呼んだんですよ。

 

名刺なかったらアウトだし。

関係ない人の名刺出されてたらアウトだし。

ごねられて加害者が来なければアウトだし。

 

治療らしい治療も受けられず、我慢しながら生活し、

もしかしたら今頃、あまり動けない障害を負っていたかもしれません。

ぞっとしますね。

 

ほんとラッキーです。

先述にもある通り、一度別の交通事故で死にかけてるし、

でも、死ななかったし、今回のことでも、どうにか働ける身体に

戻ったし。ありがたいですね。

弁護士さんもいい人だったし、また、万一こういうことがあったら同じ人に頼むとお思います。

 

そうそう、結局弁護士さんがついて、弁護士さんの指導により物損事故で処理されていたものを人身事故に変更にしました。怪我してるから通常は人身事故で処理しないといけないみたいなんです。

 

人身事故にすると刑が重くなるようです。あと、警察の処理も面倒になるみたいです。

相手方がその後どうなったか知る由もありません。

保険会社が真摯な対応をしてくれればここまでならなかったんですけどね。

残念です。治療を受けさせてくれさえすればよかったんです。

 

あと、高圧的な保険会社の担当者は最終的には弁護士さんには勝てず、担当変更になったようです。今回私に付いてくれた弁護士さんは東大卒の敏腕弁護士さんでした。年齢は30過ぎ。若い!

 

弁護士さんの話によるとその高圧的な担当者は辞めたと保険会社から聞いたのこと。弁護士さんは苦笑いをしながら話してました。どんだけ保険会社人が辞めるねん!辞めたというのは保険会社が担当代える時の決まり文句なのでしょうか。マニュアルであるのでしょうか。真相は定かではないですが、そんな気がしますね。

 

しかしながら、被害者としては弁護士をつけないと損をすることになることがこれでよくわかりました。保険会社対個人では勝ち目はないですよ。

 

11.まとめ

教訓としては

①警察はすぐ呼ぶ。

②怪我したら届け出は人身事故にする。

③特に弁護士特約がついていれば最初から弁護士に交渉を依頼することで、希望する治療をスムーズに受けれらる、慰謝料が増える。

 

ってことですね。人生、一生勉強ですね。

私仕事柄怪我や病気の方とお会いする機会が多いので、必要あれば私のこの経験談をお話ししています。このブログは首腰が痛い中で作成しております…。